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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (161 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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したがって、これらの 2 つの異なるリスク(ワクチン関連の神経系合
併症と感染性神経障害)を考慮して、著者は、神経障害の病歴を持つ
患者においても、ワクチン接種を推奨する。

これを奨励するため、医療専門家は、より詳細な情報を患者に提供し
なければならない。

同時に、今回の症例や他の類似する症例を考慮し、神経科医はワクチ
ン接種後 2 週間以上、患者の状態を観察する必要がある。さらに、こ
れは 3 回目の投与の場合においても適切であると考えられる。

図 1:ワクチン接種の 21 日後、脊髄MRI。 (a) T2WI は、C1 から
C6 レベルに高信号病変が見られた。 (b) C3 レベル。 (c) C5 レベ
ル。 (d) Gd 増強画像は、C3 から C5 レベルに病変を認めた。(e) C3
レベル。 (f) C5 レベル。C4 と C5 レベルで左側束が主に強調されて
いた。

図 2:ワクチン接種の 21 日後、脳MRI。 (a) T2WI は、皮質に信号
変化を示さなかった。 (b) DIR 画像は、最後野と骨髄の obex に強調
病変を示した。

図 3:ワクチン接種の 28 日後、脊髄MRI。 (a) T2WI は、頸髄に
C3 から C5 レベルの強調病変を示した。 (b) C3 レベル。 (c) C5 レ
ベル。病変は、C3 から C5 レベルまでの左側柱に側性化された。

追加情報(2022/11/03):本報告は、以下の文献からの文献報告であ
る;

表題「 First Manifestation of AQP4-IgG-Positive Neuromyelitis
Optica Spectrum Disorder Associated with the COVID-19 mRNA
Vaccine BNT162b2」; Neurological sciences; 2022; Doi
10.1007/s10072-022-06465-2。

本報告は、文献の受領に基づく追加報告である;症例は、文献で確認
された追加情報を含むために更新された。関連する病歴が更新され
た。

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