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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (719 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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有害事象に関する家族歴はなかった。

患者が関連検査を受けたか否かは不明であった。

2022/03/28 19:00(ワクチン接種日)、患者はアレルギー性皮膚炎を
発症した。

事象の転帰は軽快であった。

事象に対する、新たな薬剤/その他の治療/処置を開始する必要があっ
たか否かは不明であった。

報告者は事象を非重篤と分類した。

報告者はワクチンと事象間の因果関係は関連ありと評価した。

2022/03/29(ワクチン接種 1 日後)、患者は四肢浮腫を発現した。

事象の転帰は回復であった。

事象に対する、新たな薬剤/その他の治療/処置を開始する必要があっ
たか否かは不明であった。

報告者は事象を非重篤と分類した。

報告者はワクチンと事象間の因果関係は関連ありと評価した。

事象の経過は以下の通りであった:

2022/03/28 11:15、新型コロナワクチンを接種した。

午後 7 時頃、両上肢と両下肢の大腿部と左頸部から左肩にかけて強い
掻痒を伴う膨疹が出現した。翌朝には四肢に浮腫も出現し、両手は物
も握ることができない程になったため、皮膚科を受診した。一週間ご
とに 3 回通院したが、浮腫が続くため、病院内科に紹介された。精査
が行われたが、浮腫の原因は特定されず、内科的疾患ではなく、ワク
チンの副作用でしょうと言われた。特に治療薬も処方されず、経過観
察となった。その後四肢の浮腫は自然経過にて 7 月頃には軽快し治癒
した。皮膚炎は消長をくり返し、左肩に 15 cm x 10 cm の皮膚炎があ
り、掻痒が続いている。

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