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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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2021/06/17、血小板減少も発現した。重篤性基準は生命を脅かすとさ
れ、2021/06/18-2021/07/09 の間、個室管理となった。

2021/06/18(ワクチン接種 2 日後)、上下腕の皮下出血を自覚し、他
施設を受診した。

血小板減少性紫斑病、リンパ節腫脹、両上肢の皮下出血斑、両下肢の
点状出血が生じた。

血小板低下著明であり報告者の病院へ紹介となり精査加療目的で入院
した。

舌先端に 1cm 程の粘膜下出血があり、四肢に点状紫斑が散在した。左
肩ワクチン接種部位には、明らかな皮下出血はなかった。両側頸部、
腋窩に 1-3cm 程の弾性軟、可動性良好なリンパ節を複数個触知した。

2021/06/18、採血検査では、PLT:0.1x10^4/uL 未満。異常低値であ
った。幼若血小板比率(IPF)未検出。

病態不明であるも、出血リスク高く、同日より、特発性血小板減少性
紫斑病に準じて、免疫グロブリン静脈注射 10g/日、水溶性プレドニ
ゾロン(プレドニン)(水溶性の)注 40mg/日(1mg/kg)を開始し
た。血小板(10 単位)輸血実施した。

2021/06/18、入院後発熱(摂氏 37.9 度)あり、CT にて軽度の肺炎像
を認めたため、レボフロキサシン水和物(レボフロキサシン錠)
500mg/日の内服を開始した。

2021/06/19(ワクチン接種 3 日後)、PLT:0.1x10^4/uL 未満、明ら
かな播種性血管内凝固症候群(DIC)所見はなかった。口腔内出血、
鼻出血があった。夜間より下血、黒色便も認めた。

血小板(10 単位)輸血を実施した。同日より、カルバゾクロムスル
ホン酸ナトリウム水和物(カルバゾクロムスルホン酸 Na 塩錠)、ト
ラネキサム酸(トラネキサム酸カプセル)内服を開始した。

2021/06/20(ワクチン接種 4 日後)、PLT:0.1x10^4/uL 未満、幼若
血小板比率(IPF)未検出。血小板(20 単位)、貧血進行あり赤血球
(2 単位)も輸血した。ステロイドは、パルス療法へ変更し、メチル
プレドニゾロン静注 500mg/日開始した。

2021/06/21(ワクチン接種 5 日後)、PLT:0.1x10^4/uL 未満、幼若

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