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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (243 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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2022/04/08、体温摂氏 38 度を超える発熱を認めた。血液培養 2 セッ
トと尿培養を採取後、LVFX での治療を開始した。

血液培養の 2 セットでグラム陰性桿菌が検出された為、2022/04/09、
治療は LVFX から CAZ に変更された。

病原菌は Klebesiella oxytoca であることが判明した為、4 月 10
日、治療は CEZ に変更された。

尿培養でも同じ菌が検出され、それは尿路感染症からの敗血症である
と考えられた。

2022/04/11 以降、摂氏 38 度を超える発熱は認めなかった。抗菌剤は
奏功していると考えられた。

治療計画は、2022/04/12、整形外科への移動後も CEZ の継続が決定さ
れた。

退院の状況:軽快。

退院後方針:2022/04/12、患者は整形外科に転院し、患者は左下腿壊
死部等に対するデブリードマンを継続することになった。血小板減少
症を伴う血栓症/重度の血小板減少症を伴う血栓症の疑い/「血小板減
少症を伴う血栓症の可能性」と診断された、入院時、血小板減少症
(46,000/mm3)および低フィブリノゲン血症(46mg/dL)悪化。

除外された疾患:抗リン脂質抗体症候群。抗リン脂質抗体症候群また
は COVID-19 既往歴、ヘパリン投与歴、血栓のリスクとなる因子な
し。肥満、高血圧、脂質異常症、糖尿病、代謝症候群、血液凝固異
常、経口避妊薬使用、全身麻酔を伴う直近の外科手術、心拍障害、発
現時の脱水、発現時の運動抑制、直近の大きな外傷(股関節部骨折な
ど)、血栓塞栓症の家族歴、最近のヘパリン使用(事象発現の

100 日以内)、その他、なし。

心エコー像、灌流V/Qスキャン、未実施。

備考:大学で抗 PF4 抗体の測定を行い、結果は陰性であった。mRNA

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