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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (372 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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(不明日)増多。

免疫性血小板減少症、紫斑、血小板減少性紫斑病、血小板数減少、巨
核球増加の結果として治療的処置がとられた。

臨床経過:

患者が接種したCOVID−19ワクチンの製品名不明であった。

免疫システムの低下に対する追加免疫投与。

患者が COVID ワクチン接種日前の 4 週間以内に他のワクチンを接種し
たかは不明であった。

併用薬は以下を含んだ:

患者は、ザクラス配合錠 HD(経口、高血圧に対して)およびランソ
プラゾールOD錠 15mg(経口、逆流性食道炎に対して)を使用し
た。

報告者は、2022/03/03 頃から紫斑出現と述べた。

紫斑が増加するため、03/07 に病院を受診。血小板は 0.6 万まで低下
していた。

骨髄穿刺と生検を行ったが、他の血液疾患を示唆する所見は認められ
ず。また、他に血小板減少を伴うような鑑別疾患も認められず。

ITP様の病態として、ステロイド投与を行ったところ、速やかに血
小板数は改善。

免疫システムを抑制する薬剤の使用(例:高用量の副腎皮質ステロイ
ド、シクロスポリン、メトトレキサート、アザチオプリン、およびリ
ツキシマブやエタネルセプトのような生物学的療法)が報告された。

2022/03/07 から 2022/03/10 まで、Dex(デキサメタゾン)20mg/日を
内服した。

2022/03/08 には、(血小板数)1.9 万、2022/03/09 には、(血小板
数)2.7 万と増加。ステロイドは4日間で終了した。

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