資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (1011 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html |
出典情報 | 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》 |
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したが後遺症あり」(2022/10/21)、「ワクチン接種による網膜静脈
障害への可能性は、否定できない。」と記述された;
2022/08/26、末梢静脈疾患(障害)発現、転帰「回復したが後遺症あ
り」(2022/10/21)、「根底にある動脈硬化による静脈うっ血の関与
もある。」と記述された。
黄斑浮腫、網膜静脈閉塞、網膜血管障害、視力低下、末梢静脈疾患の
結果として治療処置が施された。
臨床経過:
患者は、60 歳 3 ヵ月の女性であった(ワクチン接種時年齢)。
2022/08/26 不明時(報告のとおり)、事象が発現した。
報告医師は、事象を重篤(障害)と分類した。報告医師は、事象とワ
クチンとの因果関係を関連ありと評価した。
2022/08/25、患者はコロナウイルスワクチンを接種した。
2022/08/26、右の視力が低下した。
2022/09/07 に右網膜静脈分枝閉塞症に伴う黄斑浮腫の診断がなされ
た。
ワクチン接種による網膜静脈障害への可能性は、否定できない。根底
にある動脈硬化症による静脈うっ血の関与もある。したがって、断定
的な判断は難しい。
09/16 と 2022/10/14 に、上記疾患につき、アイリーア硝子体内注射
が、実施された。アイリーアの投与は、黄斑浮腫の再発時に継続して
必要である。
報告医師は、右の黄斑浮腫の再発時にアイリーア硝子体内注射の投与
を要するとの意見を述べた。
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