資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (1023 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html |
出典情報 | 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》 |
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その後、自宅安静にしていた。
2022/09/08 の朝、発熱と嘔気を発現し、近医に救急搬送された。
患者は一時的に回復して、帰宅したが、2022/09/08 16:00、その後、
患者は意識障害を発現し、再搬送された。
低血糖発作の診断で一泊観察入院中、2022/09/09 03:15 頃、突然の
徐脈となり心停止に至った。
心肺蘇生を行い挿管、アドレナリン 2A で 03:30 に自己心拍は再開し
た。
低体温治療を開始した。
2 日後、頭部CTを撮影したところ、低酸素脳症の所見を認めた。
報告医師は、事象を重篤(死亡、入院[2022/09/08〜2022/09/16])
と分類し、事象は BNT162b2 と関連ありと評価した。
他の要因(他の疾患など)の可能性はなかった。
報告医師は、以下の通りにコメントした:
意識障害は、新型コロナウイルスワクチンの 4 回目接種の翌日に発現
した。
意識障害の原因は、低血糖発作であったが、その数時間後に高カリウ
ム血症が原因の心停止を起こした。
透析患者であったが、患者は 2022/09/07、ワクチン接種前に透析を
行っており、高カリウム血症の原因は不明であった。
ワクチン接種との因果関係は不明だが、時間的経過より、ワクチン接
種との関連性が否定できないため、医師は本症例を報告した。
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