資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (575 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html |
出典情報 | 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》 |
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患者の基礎疾患は高尿酸血症であった。
ワクチン接種の 4 日後、来院後経過観察のために入院した。高感度ト
ロポニン高値で、その後症状出現なかった。
入院中、CMR(心臓 MRI)で炎症、浮腫傾向があった。LGE(遅延ガド
リニウム造影)。
報告者は、ワクチン関連心筋炎と考えた。
ワクチン接種の 6 日後、退院した。
5 ヶ月後、LGE 残存し、自覚症状はなかった。
事象は製品の使用後に発現した。
2022/10/18 の追加報告にて、ワクチン接種時、患者は 20 歳であった
と報告された。
患者に心不全または駆出率低値歴、基礎疾患としての自己免疫病疾
患、心血管疾患歴、肥満を含む危険因子または他の関連する病歴はな
かった。
患者に家族歴はなかった。
患者は、事象発現前の 2 週間以内に併用薬の投与を受けなかった。
2022/03/10、患者は bnt162b2(コミナティ、注射液)の 3 回目の接
種を受けた。
2022/03/14、薬剤性心筋炎を発現した。
報告された心筋炎は、劇症型ではなかった。
心筋炎調査票の情報は以下の通り:
病理組織学的検査は、実施されなかった。
2022/03/14、急性発症の胸痛又は胸部圧迫感を含む臨床症状/所見。
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