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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (506 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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2022/06/27 14:12 発現、心筋炎(入院、医学的に重要)、転帰「回
復」(2022/06/30)、「急性心筋炎/心筋炎」と記載された;

2022/06/27 14:12 発現、心筋壊死マーカー上昇(入院、医学的に重
要)、転帰「軽快」、「心筋逸脱酵素の上昇」と記載された。

心筋炎、心筋壊死マーカー上昇、発熱、胸痛、駆出率減少のため入院
した(開始日:2022/06/27、退院日:2022/07/01、入院期間:4
日)。

事象「急性心筋炎/心筋炎」、「心筋逸脱酵素の上昇」、「発熱
(39.8 度)あり」、「前胸部痛/急性発症の胸痛又は胸部圧迫感」、
「心不全、または駆出率低値歴」は医療機関の診療および救急治療室
受診が必要であった。

心筋炎、心筋壊死マーカー上昇、発熱、胸痛、駆出率減少の結果とし
て治療的な処置がとられた。

臨床経過は以下のとおり:

ワクチン接種前の体温は摂氏 36.2 度であった。

2022/06/25 から、体温摂氏 39.8 度の発熱を発症した。

2022/06/27 未明、前胸部痛が出現したため、近医を受診した。心筋
逸脱酵素の上昇を認め、心筋炎疑いとして報告者の病院へ転院搬送さ
れた。12 誘導心電図で aVR 誘導が PQ 上昇、心エコーで軽度収縮能低
下も認められたが、冠動脈 CT では有意狭窄なく急性心筋炎と診断さ
れた。他の原因となるものがなく、時間経過からも COVID-19 ワクチ
ンに関連した心筋炎と考えられた。アスピリン、コルヒチンで症状は
改善した。2022/07/01 に退院し、外来で経過観察中である。

2022/07/28、事象の転帰は軽快であった。

報告医師は、本事象を重篤(2022/06/27 から 2022/07/01 まで入院)
と分類し、事象は BNT162b2 と関連ありと評価した。

報告医師は以下のようにコメントした:

各種検査や時間経過から COVID-19 ワクチン接種に関連した急性心筋

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