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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (1321 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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神、疼痛に対して治療的な処置がとられた。

追加情報:患者は 95 歳 1 ヵ月(4 回目のワクチン接種時)の女性だった。ワクチン接
種前の体温は、摂氏 36.5 度であった。ワクチンの予診票での注意点(基礎疾患、アレ
ルギー、最近 1 ヵ月以内のワクチン接種や病気、服薬中の薬、過去の副作用歴、発育
状況など)による患者の病歴は以下を含んだ:既往歴:第 4 腰椎圧迫骨折、骨粗鬆
症、廃用症候群。

患者が服用中の薬剤:カンデサルタンOD錠、ベタヒスチンメシル酸塩。

2022/10/07 14:45、患者はCOVID−19免疫のため bnt162b2(コミナティ、注射
液、単回量、接種経路不明、ロット番号 GD9136、使用期限 2023/04/30)の 4 回目接種
を受けた。

2022/10/07 14:45(4 回目接種と同時間)、血管迷走神経反射が発現した。

2022/10/07(4 回目の接種と同日)、事象の転帰は回復した。

事象の経過は、以下の通りだった:

座位でワクチン接種後、13 分経過したところで、突然の意識消失を認めた。皮疹や気
管狭窄音などは聴取されなかった。ただちに気道確保を行い、しばらくして意識回復
した。意識回復後の血圧、脈拍、酸素飽和濃度などは正常だった。その後も意識低下
や麻痺などの症状は認めなかった。以上のことから、疼痛刺激による神経調節性失神
と考え経過観察とした。

報告医師は、事象を非重篤とし、事象と bnt162b2 との因果関係は評価不能とした。

他の要因(他の疾患等)の可能性はなかった。

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