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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (1280 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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リウマチ因子(正常高値 15):(2022/10/12)314、特記:間質性肺炎がおこりやす
い素地があったと考えられる;

SARS-CoV-2 検査:(2022/10/12)陰性、特記:鼻スワブ 気管支鏡検査後 BAL;
(2022/10/15)陰性;(2022/10/19)陰性;

サーファクタントタンパク質(正常高値 110.0):(2022/10/12)209.9ng/ml

尿中抗原検査:(2022/10/12)陰性;

白血球:(2022/10/12)9700、特記:(neut 82.6%, lym 9.2%, Eo 2.0%);

X-ray: (2022/10/12) 間質性肺炎疑われる、特記:両側下肺野肺炎を疑われた。両下
葉を中心に浸潤影からスリガラス状陰影;(2022/10/14)スリガラス状陰影が拡大、
特記:右中葉含み、緊急気管支鏡検査を施行し右中葉より気管支肺胞洗浄を行った。

間質性肺疾患、発熱、咳嗽、体調不良、呼吸困難の結果として治療的処置がとられ
た。

事象の経過は以下の通りであった:

10 月初旬から咳や微熱がでていたらしく、何らかの感染をひろっていた可能性は否定
できない。

2022/10/08 にワクチンを朝 9 時 50 分ごろ接種し夜から 39 度台の発熱が出現しそれ以
降 39 度台の発熱が続いた。

2022/10/11 ごろから呼吸困難感が出現、2022/10/12 に呼吸苦増悪したため、かかりつ
け医を受診、酸素飽和度が室内気で 86%しかなく、XP(X 線)で両側下肺野肺炎を疑わ
れたため当院に 13 時 41 分午後救急搬された。受診時はリザーバーマスク 6L/分で酸素
飽和度 98%であった。血液検査では WBC 9700 (neut 82.6%, lym 9.2%, Eo 2.0%)、

CRP 14.91、XP(X-ray)、CT では両下葉を中心に浸潤影からスリガラス状陰影が認めら
れた。入院とし MEPM 0.5 g x 3 と LVFX 500 mg の点滴を開始した。

入院後は酸素経鼻 5L/分にて酸素飽和度 90〜95%で経過した。

2022/10/14 の血液検査ではほとんど変化なく、間質性肺炎の診断となった。同日夜か
らステロイドセミパルス(mPSL 500 mg/日)を開始した。

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