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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (810 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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本報告は、以下の文献源のための文献報告である:

「SARS-CoV-2 mRNA ワクチン接種後に慢性炎症性脱髄性多発神経炎を
発症した 68 歳女性例」、第 680 回日本内科学会関東地方会、
2022;vol:680th。

2021/12、68 歳の女性患者は、COVID-19 免疫のため COVID-19 ワクチ
ン(製造販売業者不明、バッチ/ロット番号:不明、2 回目、単回
量)を接種した。

患者の関連した病歴と併用薬は報告されなかった。

ワクチン接種歴は以下を含んだ:

COVID-19 免疫のため COVID-19 ワクチン(1 回目、単回量、製造販売
業者不明)。

慢性炎症性脱髄性
21161

多発根ニューロパ
チー

以下の情報が報告された:

慢性炎症性脱髄性多発根ニューロパチー(入院)、転帰「軽快」、
「SARS-CoV-2 mRNA ワクチン接種を契機に発症した慢性炎症性脱髄性
多発神経炎(CIDP)と診断」と記述された。

患者は慢性炎症性脱髄性多発根ニューロパチーのため入院した(開始
日:2022/03)。

患者は、以下の検査と処置を受けた:

抗ガングリオシド抗体:(2022/03)陰性;CSF 検査:(2022/03)蛋
白細胞解離を認め;頸部磁気共鳴画像:(2022/03)神経根・神経叢の
肥厚を認めた; 脊髄磁気共鳴画像:(2022/03)神経根・神経叢の肥
厚を認めた;神経伝導検査:(2022/03)脱髄性多発神経炎を示唆;神
経学的検査:(2022/03)左右対称性の全感覚低下、注記:四肢に認
めた。筋力は、近位筋・遠位筋ともに低下していた。腱反射は四肢で
低下〜消失していた。

慢性炎症性脱髄性多発根ニューロパチーの結果として、治療的な処置
がとられた。

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