資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (424 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html |
出典情報 | 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》 |
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2022/04/24、入院した。
2022/04/29、事象の転帰は回復であった。
報告医師は、本事象を重篤(2022/04/24 から 2022/04/29 まで入院)
と分類し、事象は BNT162b2 と関連ありと評価した。他要因(他の疾
患等)の可能性はなかった。
報告医師は以下のようにコメントした:
特筆すべきものなし。
ワクチン予診票(基礎疾患、アレルギー、最近 1 ヶ月以内のワクチン
接種や病気、服用中の薬、過去の副作用歴、発育状況等)に不明と記
載されていた。
患者は心筋炎も発現した。
心筋炎調査票について:
2022/04/23、患者は急性発症の胸痛又は胸部圧迫感を発現した。
2022/04/23、トロポニン T(1.741ng/mL、上昇)、クレアチンホスホ
キナーゼ(CK として報告)(1290U/L、上昇)、クレアチンキナーゼ
-MB(CK-MB として報告)(139U/L、上昇)、C-反応性蛋白(CRP と
して報告)(5.37mg/dL、上昇)を含む検査を受けた。
2022/04/27、心臓 MRI 検査を受け、異常所見は(心筋の浮腫)T2 強
調像における浮腫所見。典型的には斑状の浮腫であった。
2022/04/28、冠動脈 CT 検査を受け、冠動脈狭窄なしであった。
2022/04/24、心臓超音波検査を受け、左室駆出率 55%であった。
2022/04/23、心電図検査を受け、異常所見は ST 上昇または陰性 T 波
であった。
臨床症状/所見を説明可能なその他の疾患が否定されていた。
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