（Figs,1A,B）。また静脈弁不全は認めず、限局性であり数珠状の屈
曲蛇行を認めなかったことから一般的な静脈瘤ではないと判断した。
したがって大伏在静脈瘤の損傷によるものでもないと考えられた。深
部静脈血栓症（DVT）やその他の下肢静脈瘤は認めなかった；超音波
スキャン：（日付不明）医原性静脈性血管瘤が疑われた：（日付

不明）右 GSV の瘤状病変部、注記：超音波下に確認された；体重（日
付不明）78.4kg、注記：初診時；White blood cell count：（日付不
明）8780 /mm3。

アナフィラキシーショック、静脈性血管瘤、蕁麻疹、そう痒症、呼吸
困難、血圧低下の結果として、治療的処置がとられた。

臨床経過：2021/08/14

12:48（4 日と 12 時間 48 分、ワクチン接種

のおよそ 4 日後）、患者はアナフィラキシーショックを経験した。

2021/08/14（ワクチン接種のおよそ 4 日後）、患者は病院に入院し
た。

2021/08/19、退院した。

事象の経過は、以下の通りだった：

2021/08/10、2 回目のワクチンを接種した。

2021/08/10（ワクチン接種同日）夜に、膨疹が出現した。

2021/08/11（ワクチン接種の 1 日後）、その翌日に、掻痒感が出現し
た。

2021/08/12、ステロイドの内服と軟膏が処方されたようだった。

2021/08/14（ワクチン接種の 4 日後）、呼吸苦が出現した。

アドレナリン（ボスミン）筋肉内注射とステロイド点滴静注が行われ
た。

2021/08/14、（血圧低下もあり）入院した。

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