資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (1089 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html |
出典情報 | 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》 |
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れた。さらに、経口アミノフィリン 200mg 1 日 2 回が2日目から 6 日
間追加され、プレドニゾロン 30mg が 3 日目から 5 日間投与された。
息切れと喘鳴が見られなかったので、7日目に退院した。入院後 15
日目に実施された高解像度 CT は、気管支壁肥厚の改善と、縦隔リン
パ節のサイズ減少を示した。
医療記録によると、好酸球絶対数とパーセンテージは、ワクチン初回
接種 83 日前は正常であった(270/ul; 3.8%)。
白血球上昇(12,700/ul)は 2 回目接種の 20 日後に最初に見られ、好
酸球数とパーセンテージの上昇は、2 回目接種の 84 日後に認められ
た(4590/ul; 37.7%);
2 回目接種の 175 日後、両方とも自然に減少した(1170/ul;
16.4%)。
しかし、3 回目接種後、数は再び上昇した(1980/ul; 19.4%)。
退院後、呼気一酸化窒素(FeNO)濃度が上昇した(275ppb)。軽度の
慢性副鼻腔炎と気管支喘息と診断され、吸入フルチカゾンフランカル
ボン酸エステル/ビランテロールトリフェニル酢酸塩とモンテルカス
トで持続的に治療された。
この報告を書いている時点では、更なる急性増悪はなかった。
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