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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (560 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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いか?)から胃症状を起こしていたのではないかと報告者は考えた。
ただ、94 歳で慢性心不全のある方が 15 時前に心筋梗塞を起こしたと
して、16 時頃の来院時、頭痛発熱だけで済むのか、疑問である。頭
痛、発熱に嘔吐があれば、まれには髄膜炎があるが、ほぼ年間を通じ
て感染性胃腸炎が最頻である。衛生研究所の発表データ感染症週報を
ホームページで見返したところ、2022(令和 4)/07/11 から 07/17 の
週では、トップは感染性胃腸炎であった。しかし、感染性胃腸炎では
心停止に至らないと思う。コミナティ接種後は発熱、頭痛、胃腸症状
(昼食が胃内に停留したこと)の原因は、感染性胃腸炎の偶発はあり
得るだろうが、コミナティの副反応と考えるのが妥当ではないかと思
う。報告者は、「17 時頃、車内で嘔気があり、動けなくなった」と
いうことから、17 時頃に心筋梗塞を発症したのではないかと考え
る。心筋梗塞の原因がコミナティであるかは、今後の研究を待つしか
無いと思う。高齢であり、大動脈瘤を起こす動脈硬化性疾患を持った
方なので、一般の人には耐えられる発熱、頭痛等が、この方の場合は
心筋梗塞の引き金になったのかもしれないと推測する。

接種前後の異常はとくになしであった。

2022/07/12 15:30 頃、患者は頭痛、摂氏 38 度の発熱(自宅、息子さ
ん)で発見された。

救急要請された。

救急隊到着時刻は 2022/07/12 18:00 頃であった。

救急隊到着時の状態(外傷、出血、気道内異物の有無等)は、自宅車
庫内で嘔吐後意識消失。車庫内で蘇生措置をうけた(AED も使用した
という)。救急車内でも蘇生措置をつづけたもよう。

病院到着時刻は 2022/07/12 18:50 頃であった。

到着時の身体所見は蘇生措置をくりかえす状況であった。

治療内容(気管内挿管や胃内チューブを挿入された場合は吸引物の有
無、有の場合は性状、使用医薬品等)は不明であった(救命救急セン
ターにお聞きください)。

死後 CT scan をとったと救命救急医から伺った。

死亡確認時刻は 2022/07/12 19:24 であった。

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