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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (504 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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事象の経過は、以下の通り:

3 回目のワクチン接種 24 時間以内に出現し症状完成した。皮膚科で
の薬剤感受性試験で、内服薬はいずれも被疑薬に該当しないことが確
認された。また、COVID-19 罹患時の皮膚症状ではなかった。さらに
他の皮膚疾患も皮膚科ですべて否定されていた。症状はワクチン接種
後 7 ヵ月にわたり持続、出現と消失の間隔や頻度も変化 なし。抗ヒ
スタミン薬第二世代は無効であった 。

報告者は、事象を重篤(医学的に重要)と分類し、ワクチンと事象と
の因果関係を関連ありと評価した。

他要因(他の疾患など)の可能性はなかった。

報告者は、以下のようにコメントした:

皮膚科により、従来の皮膚疾患の可能性はすべて否定され、現在内服
している薬剤もいずれも皮膚科によりアレルギーが否定された。かつ
当院での発症後ファローアップの採血でも、好酸球 6%前後、単球 8%
以上、ほか著変なしと、明らかな皮膚疾患を想定させる値を認めな
い。以上より副反応により何らかの免疫学的異常が生じたと考えるの
が合理的であった。

BNT162b2 のバッチ/ロット番号に関する情報は要請され、受領され次
第提出される。

追加情報(2022/10/26):再調査は完了した。これ以上の追加情報は
期待できない。

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