資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (1165 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html |
出典情報 | 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
[症例 2]28 歳女性。19 歳時、1型糖尿病を発症した。初回接後 4
週目より血糖値の上昇と TDD の増加、動悸、発汗過多が出現した。
症例 1、2 ともバセドウ病と診断した。
どちらも日本人におけるバセドウ病の疾患感受性遺伝子と考えられて
いる HLA-DPB1*0501 を有している。
発症時期からワクチンがバセドウ病発症の誘因となった可能を考え
た。
1型糖尿病と自己免疫性甲状腺疾患の合併は比較的多い。
これは、アジュバントによる影響を受けやすい遺伝的素因を有してい
る可能性に留意し、ワクチン接種後の耐糖能や症状の経過に注意を払
う必要があることを示している。
これ以上の再調査は不可能である。ロット/バッチ番号に関する情報
は取得することができない。これ以上の追加情報は期待できない。
1165