よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (149 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

2021/12/06、近医眼科を受診し、矯正視力が右眼 0.7p、左眼 0.4p と
低下を認め、両眼角膜上皮障害/びまん性点状表層角膜症と診断され
た。

2021/12/09、報告者の科に紹介となった。

ヒアルロン酸ナトリウム(0.1%)、ジクアソホルナトリウム点眼液
の内服を開始するも症状が改善せず、発症 6 日目に紹介受診した。
初診時の矯正視力は右眼 1.0p、左眼 0.4p で、両眼に角膜上皮下浸潤
を伴うびまん性点状表層角膜炎様の所見と角膜浮腫が認められた。

両眼に高度の角膜上皮障害を認め、視力右 0.6(1.0)、左 0.05
(0.4)と視力障害を認めた。

点眼治療を行い、角膜障害は徐々に回復し、

2022/01/06、視力は右 0.4(1.2)、左 0.2(1.0)まで回復した。

左眼は経過中に近視化を伴ったが、徐々に改善してきている。

前眼部 OCT にて、中心角膜厚が右 549 um、左 584 um、左眼の直乱視
化を認めた。非感染性の角膜炎と診断し、フルオロメトロン点眼液
(0.1%)に変更後、両眼の角膜炎は 10 日後には軽快した。1 ヶ月後
には、両眼矯正視力 1.2、中心角膜厚は右眼 526 um、左眼 529 um、
左眼の直乱視も罹患前の状態に戻った。

事象「びまん性点状表層角膜症」、「両側角膜炎/角膜炎は非定型/急
性角膜炎/非感染性角膜炎」、「両角膜炎/角膜炎も非典型的」、「両
眼に高度の角膜上皮障害/両眼角膜上皮障害/角膜障害」、「両眼とも
見えにくくなり、まばたきのたびに痛み」、「両眼とも見えにくくな
り、まばたきのたびに痛み/ 眼症状」、「コロナワクチンによる眼副
反応」、「左眼は近視化を伴った」、および「視力障害/視力右 0.6
(1.0)、左 0.05(0.4)」は、医師の診察が必要であった。

患者は次の臨床検査と処置を受けた:体温:(2021/12/04)摂氏
35.8 度、注:ワクチン接種前。

光干渉断層計:(不明日)中心角膜厚は右眼 549 um、注記:左眼 584
um、左眼は直乱視化を認めた。初診時。

(不明日)中心角膜厚は右眼 526um、注記:左眼 529um、左眼の直乱
視も罹患前の状態に戻った。1 ヶ月後。

149