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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (586 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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COVID ワクチン接種前の 4 週間以内に他のワクチンを接種したかどう
かは不明であった。

不明日、患者はノルバスク 5mg 1T 経口、ナトリックス 1mg 1T 経口、
デノタスチュアブル 2T 経口、ノイロトロピン 4 単位 3T 経口、メチ
コバール 500ug x 3 経口、プロマック 75mg 2T 経口、レンドルミン
0.25mg 1T 経口、ソラナックス 0.4mg 1T 経口、パキシル 12.5mg 2T
経口、バイアスピリン 100mg 1T 経口を投与された。

2021/06/10、患者は心膜炎を発現した。(報告通り)

2021/07/15、患者は SARS-Cov-2 抗原定量を施行され、結果は陰性
0.60pg/ml(正常低値<1.00)であり、CRP3.27ng/dL(正常低値
0.07)(報告通り)。胸部 X 線で両側胸水、心拡大、心エコーで心膜
液を認め、心膜液穿刺が実施され培養陰性、抗酸菌陰性、細胞診陰性
であり、抗核抗体陰性であった。

2021/07/16、胸水穿刺 が実施され培養陰性、抗酸菌陰性、細胞診陰
性であった。

2021/06/10(推定:当院初診は 2021/07/15)(報告通り)、心膜炎
と胸膜炎を発現した。報告者は事象(心膜炎)を重篤(入院)に分類
し、事象(心膜炎および胸膜炎)の結果集中治療室に 2021/0715 から
2021/07/17 まで入室していたと述べた。事象の転帰は回復、コルヒ
チンを含む治療があった。

事象の経過は以下の通り:

88 歳の女性(当時)。不眠、骨粗鬆症で近医通院中。ワクチン 2 回
目接種後(1 回目 2021/05/16、2 回目 2021/06/07)。

2021/06/10、息切れを訴え近医を受診した。2 回目の接種後 BW51kg
から 55kg に増量した。CXR で CTR の拡大を認めた。心エコーにて心
膜液の著明な増加を認めた。心機能は良好で経過をみられていた。7
月の再診時に左下肺野の胸水貯留を認めたため、ワクチン副反応の心
膜炎を疑われた。

2021/07/15、当院を紹介受診された。受診時、心タンポナーデの状態
で心膜ドレナージ及び胸腔ドレナージを施行した。

各種検査で、癌やウイルス、細菌感染、免疫性疾患等は否定された。

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