資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (1047 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html |
出典情報 | 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》 |
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状態悪化(非重篤)、転帰「回復したが後遺症あり」、「四肢の自覚
的なしびれ感の増悪の訴え強く」と記載された;
頭痛(非重篤)、腹痛(非重篤)、嘔吐(非重篤)、転帰「不明」、
すべて「頭痛や腹痛、嘔気などの副作用の訴えあった」と記載され
た;
倦怠感(非重篤)、関節痛(非重篤)、疼痛(非重篤)、転帰「不
明」、「その後経時的に全身倦怠感、関節痛、全身の痛みなどの症状
が出現、改善することなく持続」と記載された。
事象「四肢腱反射亢進」は医療機関への受診を必要とした。
患者は以下の検査と処置を受けた:
抗ガングリオシド抗体:(日付不明)陽性、注記:40 倍と陽転化あ
り;(2021/10/11)陽性、注記:GM1 IgG -, Ga1NAc-GD1a IgG+++;
自己抗体の検査:(2021/10/11)抗 GM1 抗体は陽性であった、注記:抗
GQ1b 抗体は陰性であった。その他(Ga1NAc-GD1aIgG +++);電気生
理学的検査:(2021/10/11)GBS とは一致しない;磁気共鳴画像:
(2022/04/14)C4/5 の椎間板の軽度後方突出のみ。口の感覚鈍麻、
感覚鈍麻の結果として治療的処置がとられた。
臨床経過:
家族歴はなかった。
ワクチンの予診票での留意点はなかった(基礎疾患、アレルギー、最
近 1 ヵ月以内のワクチン接種や病気、服薬中の薬、過去の副作用歴、
発育状況等)。
2021/09/13 16:00 頃(ワクチン接種 5 日後)、口唇、四肢のしび
れ、手足のこわばり(抗ガングリオシド抗体陽性)を発現した。
2022/08/18、事象の転帰は回復したが後遺症ありであった(症状:四
肢のしびれ)。
事象の経過は以下の通りであった:
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