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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (853 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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れた。

患者は以下の検査と処置を受けた:

血液培養:陰性;血中免疫グロブリンA(1.1-4.1):7.0g/l;血中
免疫グロブリンG(8.7-17.0):28.3g/l;Body mass index:23、注
釈:単位:kg/m2;体温:華氏 37 度、注釈:2 回目接種の翌日(発
熱);体温:摂氏 38 度;減少;摂氏 37.8 度;コンピュータ断層撮
影:コンソリデーション領域、注釈:右上肺の気管支透亮像を伴う、
左肺の胸膜の近くのすりガラス影、拡大した縦隔リンパ節;肺炎は改
善した、リンパ節拡大、注釈:症状発現の 3 週間後に治まった;磁気
共鳴静脈造影:血栓は認められなかった;C−反応性蛋白(正常範囲
1.4 以下):158mg/l;減少;172mg/l、注釈:高値;フィブリンDダ
イマー(正常範囲 1.0 以下):3.8ug/ml;1.8ug/ml;酸素飽和度:
85%、注釈:室内気;血小板数(130-369):569 x10 9/l;13 x10
9/l;喀痰培養:陰性;白血球数(3.9-9.8):18 x10 9/l。

臨床経過:

80 歳の日本人男性は、7 日間の発熱、咳嗽、進行している息切れを伴
って、我々の病院を受診した。彼の病歴は、高血圧(アムロジピンと
オルメサルタンで管理された)および 30 年前のベーチェット病の診
断であった。ベーチェット病が寛解期になっていたので、彼は 10 年
以上治療を受けなかった。彼は、その他の薬剤またはサプリメントを
服用していなかった。家族歴は、兄弟がベーチェット病で死亡したこ
とを明らかにした。患者は 1 年につき 30 パックの喫煙歴があり、50
歳で喫煙をやめた。彼のボディ・マス・インデックスは、23kg/m2 で
あった。BNT16B2b2 mRNA COVID−19ワクチン(ファイザーBioNTech)の 1 回目接種を受けた 7 日後に、1 週間持続する悪寒が発
現し、かかりつけ病院を受診した。病院では、熱っぽく(摂氏 38
度)、C−反応性蛋白は高値(CRP 158.0 mg/L;参照≦1.4mg/L)で
あった。しかしながら、彼の体温と CRP 値は後に減少し、2 回目のワ
クチンは 1 回目の 3 週間後に接種された。

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