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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (41 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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06/17-21 に 1 サイクル、06/26-30 に 2 サイクル目を施行したが、筋
力の改善に乏しく、四肢麻痺で、MMT の結果は、左三角筋で1を認め
るほかは、すべて Flaccid であった。

そのため、患者は、人工呼吸器管理が継続した。

本報告の時点で、07/30-8/3 に 3 サイクル目のガンマグロブリン療法
が施行された。

2021/06/26(ワクチン接種の 23 日後)、2nd IvIg を開始した。

2021/06/29(ワクチン接種の 26 日後)、救急科にて気管切開施行
し、現在人工呼吸器管理中である。

報告者は、事象を重篤(2021/06/17 入院/入院中)と分類し、事象と
BNT162B2 間の因果関係は関連ありと評価した。

他要因(他の疾患等)の可能性として、マイコプラズマ感染症の疑い
で有であった。

臨床症状を含めた、ギラン・バレー症候群(GBS)調査票は以下の通
り:

2021/06/17(ワクチン接種の 14 日後)に両側性かつ弛緩性の上肢や
下肢の筋力低下が発現し、筋力低下を来した上肢や下肢における深部
腱反射の低下または消失があった、また補助換気を要した。

疾患の経過は以下の通り:

現在入院の 31 日、今後の回復を待っている状況である。

GBS の臨床症状:発現日 2021/06/15 の両側性かつ弛緩性の上肢/下肢
の筋力低下。

疾患の経過:単相の疾患パターンを有する症状の発現後、最悪の状態
までの間隔が 12 時間から 28 日間であって、その後の臨床的安定期を
迎えた。

補助喚起を要した。

電気的生理学的検査結果:以下の項目が GBS と一致した。:運動神経

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