資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (113 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html |
出典情報 | 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》 |
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「コロナワクチン接種後に皮膚副反応を呈した 22 例の臨床的検
討」、日本皮膚科学会雑誌、第 131 巻、第 12 号、2595-2604 頁、
2021 年;
「新型コロナワクチンによる皮疹」、Visual Dermatology、2022
年、 Vol:21(10)、971-975 頁。
2021 年、20 歳代の女性患者は、covid-19 免疫のため、BNT162b2
(コミナティ、2 回目、単回量、バッチ/ロット番号:不明)を接種
した。
関連する病歴、併用薬は、報告されなかった。
ワクチン接種歴には以下があった:コミナティ(1 回目接種、COVID発疹;
17020
麻疹;
麻疹様発疹
19 免疫のため)。
以下の情報が報告された:
麻疹(医学的に重要)、2021 年、被疑製品接種 10 日後発現、転帰
「回復」(2021 年)、「麻疹型」と記述。
麻疹様発疹(非重篤)、2021 年、被疑製品接種 10 日後発現、転帰
「回復」(2021 年)、「麻疹型/豌豆大前後の軽度浸潤を伴う淡紅色
斑が多発し、丘疹が混在」と記述。
発疹(非重篤)、2021 年、被疑製品接種 10 日後発現、転帰「回復」
(2021 年)、「顔面、躯幹、四肢に及ぶ全身性タイプ」と記述。
以下の検査と処置手順を施行した:
血液検査(2021 年): 異常なし。
麻疹、発疹、麻疹様発疹に対し、治療的処置がとられた。
2021 年 5 月から 2021 年 8 月にワクチン接種を受け、接種後の皮膚反
応と診断した 22 例を検討した。患者年齢は、20 歳代から 60 歳代に
わたった。12 例が M 社製ワクチン(女性 8 例、男性 4 例)、10 例が
P 社製ワクチン(女性 8 例、男性 2 例)であった。報告病院受診時に
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