資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (1182 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html |
出典情報 | 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》 |
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光干渉断層撮影:OD は、中心暗点および視神経円板周囲の網膜神経
繊維層(RNFL)の明らかな肥厚を認めた;
血沈検査:異常値を示さなかった;
視力検査:右目(OD)で 20/200;左目(OS)で 20/20;OD は 20/100 に
改善した、中心暗点は残り、視覚機能 OD の更なる改善は、得られな
かった(1 ヵ月後); これらの事象の間、左目の炎症はなかった(1
ヵ月後);
視野検査:OD は、中心暗点および視神経円板周囲の網膜神経繊維層
(RNFL)の明らかな肥厚を認めた。
治療的な処置は、視神経炎に対してとられた。
臨床経過は以下の通り:
右目で霧視と視力低下を訴えた 86 歳の男性は、地元の眼科クリニッ
クを受診した。
この患者は、眼の症状の発現 8 日前に、BNT162b2 mRNA ベースのCO
VID−19ワクチンの 2 回目の投与を受けた。
患者は眼球運動に伴う疼痛も自覚していたため、視神経炎の疑いで当
院に紹介された。
不整脈の病歴を持っていたが、ワクチン接種前にインフルエンザ様症
状のような異常はなかった。
診察時に、最高矯正視力(BCVA)は、右目(OD)で 20/200、左目
(OS)で 20/20、眼圧(IOP)14mmHg OD と 15mmHg OS であった。
臨界融合周波数(CFF)は、16Hz OD と 47Hz OS であった。
相対的求心性瞳孔反射異常(RAPD)OD は観察され、眼底検査では視
神経円板腫脹 OD を認めた。
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