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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (1025 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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事象の経過は次の通り:患者は慢性腎不全状態であるが透析患者では
なかった。

2022/09/21 コロナワクチン 4 回目接種前までの全身状態は良好であ
った。

2022/09/22(4 回目接種後翌日)17:00、呼吸苦で当院に救急搬送さ
れた。

レントゲンでの両肺肺水腫の診断で緊急透析を行った。

以後は数日間の間欠透析で症状の改善を認めた。

2022/10/04、covid-19 ウイルス陽性、隔離となった。10/14 に隔離解
除となるが、徐々に体重は増加し、10/19 に透析導入となった。

2022/10/24(ワクチン接種 33 日後)、事象の転帰は軽快であった。

報告者は事象(肺水腫)を重篤(2022/09/22 から 2022/10/20 まで入
院、障害につながるおそれ)に分類し、ワクチンと事象との因果関係
を評価不能と評価した。

他疾患など、他要因の可能性はなかった。

報告者のコメントは次の通り:慢性腎不全で透析導入直前の患者がコ
ロナワクチン 4 回接種後に急性肺水腫をきたした。接種前までは全身
状態は良好であったことより、ワクチン接種が透析導入の引き金とな
った可能性は否定できないため報告した。

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