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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (985 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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長;(2022)4 レベル、注釈:徒手筋力検査;

MRI:(2022/06/15)頸髄、有意な所見なし。

臨床経過:

ワクチン接種前の体温は摂氏 36.5 度であった。

家族歴はなかった。

ワクチンの予診票での留意点はなかった(基礎疾患、アレルギー、最
近 1 ヵ月以内のワクチン接種や病気、服薬中の薬、過去の副作用歴、
発育状況など)。

2022/04/28(ワクチン接種日)、患者は不明投与経路で BNT162b2 の
3 回目を接種した。

2022/06 不明日(3 回目ワクチン接種から 2 ヶ月後)、患者は四肢の
しびれを発現した。

2022/07/26(3 回目ワクチン接種から 89 日後)、事象転帰は軽快で
あった。

04/28 のワクチン接種後、四肢のしびれを発現した。一旦改善するも
6 月からしびれの増悪があった。

他院施行の電気生理検査で脱髄性ニューロパチーの可能性が示唆され
た。当科入院時には症状改善傾向であった。神経学的所見、検査所見
に明らかな異常はなかった。

経過から、ワクチン関連のギランバレー症候群の可能性はあると考え
る。

報告医師は事象を非重篤と判断し、 BNT162b2 との因果関係は評価不
能とした。他要因(他の疾患等)の可能性はなかった。

報告医師の意見は以下の通り:

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