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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (621 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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であり、小児集中治療が可能な病院へ転院搬送された。

2022/11/12(2 回目のワクチン接種を行った後)からCOVID−1
9に感染するまでの間で 1.6kg の体重減少を認めたこと、入院時採血
の HbA1c がすでに 10.1%と高値であったことから、COVID−19
に感染する少なくとも 1 ヶ月前には糖尿病を発症していたものと考え
られた。

2021 年 11 月の 2 回目のワクチン接種後、2 週間ほど経過した頃
(2021 年 12 月初旬から中旬)に1型糖尿病を発症した。それから、
2022 年 1 月のCOVID−19感染により急性増悪し糖尿病ケトア
シドーシスが現れた。

2022/11/07 時点で、患者が受けた検査は以下の通りに報告された:

2022/01/26 の初診時、インスリン(正常値:2.1-9.0)3.3µ
U/mL であ
った。(高血糖時に採血した)

2022/02/15、抗GAD抗体は 1650u/ml であった。インシュリン抗体
は 0.6 であった。両項目に対するコメント:安定時に採血した(再
検)。

患者は、SARS-CoV2 検査陽性であった。鼻スワブによる Lamp/PCR
法。

患者は、安静時、重度の全身疾患を示す臨床徴候を示さなかった。

患者は、酸素吸入(高流量又は ECMO を含む)または人工呼吸器を必
要としなかった。

患者は、COVID-19 に対し、以下の追加療法を受けた:2022/01/28、
ソトロビマブ。

患者は喫煙者/前喫煙者ではなかった。

SARS-CoV2 感染中に悪化した基礎疾患の情報について、糖尿病があっ
た。(今回の DKA(糖尿病性ケトアシドーシス)を契機に DM(糖尿
病)があることが判明した。)

患者は、COVID-19 ワクチン接種の前後に免疫調節薬または免疫抑制
薬による治療、あるいは他のワクチンの接種は受けなかった。

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