よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (327 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

治療的な処置は、可逆性脳血管収縮症候群に対してとられた。

臨床経過:

2021/08 中旬、患者は初回の COVID-19 ワクチン(製造販売業者不
明、ロット番号不明、使用期限不明)を以前接種した。

2021/09 上旬の不明日午前、患者は COVID-19 免疫のため 2 回目の
COVID-19 ワクチン(製造販売業者不明、注射液、ロット番号不明、
使用期限不明、投与経路不明、単回量)を接種した。

2021/10/26 午前(ワクチン接種後)、可逆性脳血管攣縮症候群が発
現した。

2022/01/28、事象の転帰は回復であった。

2021/08 中旬、COVID-19 ワクチン 1 回目を接種した。

2021/09 上旬、同ワクチン 2 回目を接種した。

2021/10/26、雷鳴頭痛を発症し、報告者病院を受診した。MRI で、可
逆性脳血管攣縮症候群が疑われた。

2022/01/28、MRI で脳血管攣縮の改善を確認し、上記診断が確定し
た。

報告医師は、事象を非重篤と分類し、事象と BNT162b2 との因果関係
を評価不能と評価した。他要因(他の疾患等)の可能性はなかった。

患者は、有害事象発現前の 2 週間以内に他のどの薬物も受けなかっ
た。

関連する検査は、下記の通りであった:

2021/10/26、血液検査:特記なし。2021/10/26、MRI:両側後大脳動
脈の広狭不整(攣縮)あり。2022/01/28、MRI:上記 2021/10/26 の所
見は消失した。2021/10/26、COVID 19 抗原:陰性。2021/10/26、
COVID 19PCR:陰性。

2021/10/26、患者は可逆性脳血管攣縮症候群を発現した。

327