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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (534 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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コンピュータ断層撮影:(不明日)異常、備考:胆管拡張は見られ
ず、胆嚢浮腫と periportal collar を認めた。

(2022/08/16)脂肪肝型肝炎;

γ−グルタミルトランスフェラーゼ(9-32): (2022/08/17)254、
注記:単位:U/L。

自己免疫性肝炎(急性肝炎)の結果として治療的な処置がとられた。

肝機能異常の結果として、治療的な処置はとられなかった。

臨床経過:

患者は、51 歳 6 ヵ月の女性であった。

患者は、家族歴として、患者の父に胃癌があった。

2022/08/15 07:00(ワクチン接種の 5 日後)、患者は肝機能障害を発
現した。事象の転帰は軽快であった。

事象の経過は、以下の通りであった:

2022/08/10 11:00、患者はCOVID−19免疫のため、BNT162B2
(コミナティ、注射液、ロット番号 FR1790、有効期限 2022/11/30、
単回量、接種経路不明)の 4 回目接種を受けた。

2022/08/15 より、黄疸と灰白色便が出現し、食事が摂取できなくな
った。

08/16、患者は近医を受診後、報告病院を紹介受診した。血液検査に
て、肝胆道系酵素の著明な上昇を認めた。CT上、胆管拡張は見られ
ず、胆嚢浮腫と periportal collar を認め、急性肝炎の診断で、緊急
入院した。

08/17、肝生検を実施した。血液検査にて、その他肝炎を来す原因を
認めなかった。したがって、血液検査所見と病理所見に基づいて、ワ
クチンを契機とした自己免疫性肝炎と診断した。

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