資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (65 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html |
出典情報 | 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》 |
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インフルエンザ A 及び B 型陰性、COVID19 抗原検査陰性、COVID19
PCR 陰性、尿中レジオネラ抗原陰性、尿中肺炎球菌陽性。
7 月 12 日と比較して、CRP は 0.58 から 5.73 に上昇した。CT では、
すりガラス陰影+多発肺結節+右胸水を示した。胸部聴診では、右呼吸
音弱であった。
2021/07/19、薬剤性肺障害疑いで 5W の入院となった。
ステロイドパルス開始、TAZ/PIPC 0.5gx3 回/日開始、バクタ 4T 分 2
内服開始、アジスロマイシン 500mg/日 x3 日間の内服を開始した。
2021/07/21 夜、口すぼめ様呼吸があった。発熱なし。その他、バイ
タルは安定していた。SpO2 96(nasal 2L)。
2021/07/22 未明、胸痛が出現した。緊急冠動脈カテーテル検査施行
し、冠動脈に有意な閉塞なし、たこつぼ型心筋症と診断された。
NPPV 装着、SpO2 99%(FiO2 0.6)、ICU 入室となった。
心不全治療としてフロセミド 40mg 静注を開始した。
2021/07/23、NPPV(FiO2 0.6)にて、pH7.288、pCO2 52.9、pO2
62.8、HCO3- 25.3、ABE-1.5、sO2SAT 89.6、2 型呼吸不全あり、気管
挿管、人工呼吸器管理、中心静脈カテーテル留置、動脈圧ライン留置
とした。
ヘモグロビン 7.7、血小板 51000。患者は、赤血球 2 単位輸血を受け
た。
2021/07/23、血小板 55000、PT INR1.22、ATIII 67、FDP(B) 16.1、D
ダイマー7.3、急性期 DIC スコア 5 点であり、リコモジュリンを開始
した。
7 月 24 日、心エコー:左室心尖部 akinesis。
2021/07/25、経腸栄養アクアファンを開始した。
2021/07/26、2 回目のステロイドパルス開始し、7 月 28 日まで施行さ
れた。高カロリー輸液と経腸栄養ペプタメンを開始した。血糖コント
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