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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (913 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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心膜膜組織は、フィブリン沈着と肥大した線維芽細胞で厚くなってい
た。

マクロファージとリンパ球は、膜組織でも検出された。

大動脈基部は、膠原病変で解離していた;

それは、中膜で炎症細胞浸潤を示した。

中間の弾性線維は、エラスチカワンギーソン染色で破壊されているこ
とが示された。

免疫組織化学的な分析評価で、大動脈壁でマクロファージおよび T と
B 細胞浸潤が認められた;

N-terminal prohormone brain natriuretic peptide: 3760 pg/mL;
減少した;

SARS-CoV-2 抗体検査:陽性、注記:血清は抗 SARS-CoV-2 スパイク蛋
白 IgG 抗体(583AU/ml)が陽性だった。

血管脆弱化、心不全のため治療処置が施された。

患者死亡日は不明であった。

報告された死因:「心膜炎によって誘発された大動脈壁の脆弱化」、
「心膜血タンポナーデ」、「大動脈炎症/大動脈外膜の炎症の拡
大」、「組織リンパ球性心膜炎/心膜炎による心不全」、「上行大動
脈解離」。

剖検で、「上行大動脈解離」(大動脈解離);「心膜血タンポナー
デ」(心タンポナーデ)が認められた。

臨床経過:

90 代の日本人男性は、数日間、全身疲労と呼吸困難を経験したた
め、医者を受診した。

彼の足は浮腫状態だった、そして、胸部X線は右側に胸水を示した。

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