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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (56 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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た。2021/03/29、患者は労作時呼吸困難と咳嗽のため、他院より紹介
された。胸部 X 線にて右肺下肺野に胸水を認めた。癌胎児性抗原
(CEA)は、29.9ng/ml であった。

2021/03/30、CTは胸水と肺転移を示した。

2021/04/15、CEA:29.9 ng/mL、 CA15-3:165.9 U/mL。Hb:12.7 g/dL、
血小板(Plt):217000/ul、LDH:181.6 IU/L、BUN:18.2 mg/dL、クレア
チニン(Cr):0.82 mg/dL。

2021/04/26、C−反応性蛋白(CRP):0.08mg/dL(正常範囲:00.14)、白血球(WBC):7000/uL(正常範囲:3300-8600)。

2021/05、左腋窩リンパ節の針生検で浸潤性乳管癌、ER 陽性、PgR 陽
性、HER2 1+、左乳癌の術後再発と診断された。

右胸水貯留に対し、穿刺を継続した。

2021/05/17、左再発浸潤性乳管癌の 1 次治療として、アナストロゾー
ル併用下にてアベマシクリブ 150mg を 1 日 2 回投与を開始した。右胸
水(1L)穿刺を施行した。

2021/06/14、採血検査は実行された。アスパラギン酸アミノトランス
フェラーゼ(AST)164 とアラニンアミノトランスフェラーゼ(A
LT)230 を示した。患者は肝機能障害(グレード 3)と診断され
た。アベマシクリブ投与中止。

その他の検査値は次の通り:

CRP: 0.20mg/dL、WBC: 2200/uL、好中球(Neut): 800、リンパ球
(Lymph): 1300、Hb: 11.3 g/dL、Plt: 106000/ul、LDH: 329.5
IU/L、BUN: 11.0 mg/dL、Cr: 1.24 mg/dL。

2021/06/28、アベマシクリブを 100mg1 日 2 回に減量し、投与再開し
た。

2021/07/12、肝機能障害が回復した。AST: 31, ALT: 64、CEA: 27.5
ng/mL。胸部 X 線にて右肺下肺野に胸水があった。

2021/07/13、1 回目 COVID-19 ワクチン接種に対し、コロナウイルス
修飾ウリジンRNAワクチン 0.3mg 単回量を接種した。

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