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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (965 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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降嘔気と食欲不振はずっと続いた。

患者は食事がとれないため、あちこちの地元の内科クリニックで静脈
注射を実施した。

内科クリニックとプライバシークリニックから眠剤が処方された。

患者は、8 月中旬より「頭がツンツンする」と訴え始めた。痛いわけ
ではないとのことであった。

患者は「首から後頭部〜頭頂部にかけて突き上げるような感じ」との
こと。「ワー!」と発狂せずにはいられないような感覚とのこと。

「来た来た来た!ワーーー!」と叫ばずにいられない状態。

頭の症状は夜間に多く出現し、昼間は時々であった。外を眺めたり、
散歩すると気が紛れて落ち着くが一時的なものだった。夜間は眠剤を
内服した。内服していても眠れないと訴えることが多々あった。

この頭部症状のため、頭を壁に打ち付けたり、壁を拳で殴ったりし
た。

祖母が羽交い絞めにして眠る事もあった。

2021/10/18、患者はプライバシー病院を受診した。MRI が実施され
た。

2021/10/27、MRI の結果は、異常はなかった。異常がなかったので、
患者は他のプライバシー病院に紹介された。

2021/11/01、患者は病院の精神科を受診した。検査は、話を聞くだけ
で終了された。

他のクリニックから処方されたものと同じ眠剤が処方された。

2021/12 に、患者は「歩かれへん」と訴え始めた。客観的には独歩可
能であった。

患者は、「どこを刺したら死ねるかな」、「首を吊るねん」など自殺
をほのめかす言動が始まった。

2021/12/19、「腕に力が入りにくい」と訴えた。

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