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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (1275 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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患者は以下の検査と処置を受けた:

体温:(2022/10/08)摂氏 36.1 度、注記:ワクチン接種前;

眼圧検査:(2022/10/08)14.0mmHg、注記:右眼:平均値 14.0mmHg。左眼:平均値
14.0mmHg。

結膜出血のための治療処置は行われなかった。

臨床経過:

2022/10/08 15:30 頃に、右眼球結膜出血が出現した。帰宅途中より右目が気になって
いた。帰宅後、彼女の夫が彼女の右目(眼球結膜鼻側の方)が赤いことに気づき、彼
女は病院へ戻って診察を受けた。出血していて、視力、視野、他症状はないが、出血
範囲は広がっていたので、同日、彼女は眼科に転医し、受診となった。

2022/10/08 15:45、右結膜下出血が発現した。

2022/10/12、事象の転帰は軽快した。

報告者は、事象を非重篤とし、事象と BNT162b2 との因果関係は評価不能とした。

他の要因(他の疾患等)の可能性はなかった。

患者からの聞きとり(2022/10/12)では、彼女は病院を受診した;原因がワクチンによ
るかは不明であるが、帰宅して良いとのことだった。突発性のものと考えられたが、
タイミングとして接種 15〜30 分から始まった可能性があったので報告が必要と判断し
た。

彼女はワクチン接種時、64 歳 3 ヵ月であった。

ワクチンの予診票での注意点(基礎疾患、アレルギー、最近 1 ヵ月以内のワクチン接
種や病気、服薬中の薬、過去の副作用歴、発育状況など)は無かった。

被疑ワクチンの初回接種日前の 4 週以内に受けたその他のワクチン接種は、なしであ
った。

事象発現前の 2 週以内に投与された併用薬は、なしであった。

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