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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (728 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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した」と記載された;

2022/08/06 発現、肺炎(入院、医学的に重要)、転帰「軽快」、
「薬剤性肺炎」と記載された。

患者は肺炎、咳嗽、呼吸困難のために入院した(開始日:
2022/08/16、退院日:2022/08/30、入院期間:14 日)。

患者は以下の検査と処置を受けた:

コンピュータ断層撮影:(2022/08/16)結果は注記の通りだった、注
記:両側間質性肺炎像(すりガラス影)。

肺炎、咳嗽、呼吸困難、急性間質性肺臓炎の結果として治療的処置が
とられた。

臨床経過:事象の経過は以下の通りであった:

2022/07/31、コミナティ 4 回目を接種した。

2022/08/06 より咳嗽が始まった。その後、咳嗽が悪化して、呼吸困
難が出現した。

2022/08/16 から 2022/08/30 まで、入院加療した。酸素吸入、ステロ
イド療法 PSL40mg より開始した。症状経過後、漸減した。症状は軽快
し、退院した。退院後は外来にて PSL 漸減中であった。

報告医師は事象を重篤(2022/08/16 から 2022/08/30 まで入院)と分
類し、事象は BNT162B2 と関連ありと評価した。

他要因(他の疾患等)の可能性はなかった。

報告医師の意見は以下の通りであった:

発症の時間的経過とその後の治療の反応より、薬剤性肺炎を考えた。

事象「急性間質性肺炎」について、報告者は時間的経過に基づき判断
すると事象と BNT162b2 は関連があると述べ、処置はステロイド療法
であった。

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