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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (256 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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り、彼らの 50%までが自己免疫性甲状腺炎を発現した。伝えられると
ころによると HLA-DPB1*0501 キャリヤーはグレーブス病(オッズ比
3.16)の発現に影響されやすく、HLA-A*2402 キャリヤーは保護され
ている(オッズ比 0.62)。現在の患者には、AISA (16)で関連すると
して報告される HLA-DRB1*0405 および DQB1*0401 レベルと同様の対
立遺伝子があった。

このように、患者は、ワクチン接種によって悪化した可能性のあるグ
レーブス病の遺伝子を持っていた。したがって、グレーブス病を含む
ASIA の発症に対する遺伝的素因と様々なSARS-CoV-2 ワクチンに
焦点を当てる研究は妥当である。

結論として、我々は、ファイザー-BioNTech のSARS-CoV-2 ワク
チン接種直後グレーブス病の徴候発現した 1 型糖尿病患者に遭遇し
た。

我々の所見は、SARS-CoV-2 ワクチンを受けている特定の個人の
ASIA 関連の内分泌疾患への留意が適切なことを示している。

これ以上の再調査は不可能である。ロット/バッチ番号に関する情報
は、得ることはできない。これ以上の追加情報は期待できない。

追加情報:(2022/10/31)本報告は以下のように題された文献情報か
らの文献報告である;「新型コロナワクチン接種後バセドウ病を発症
した 1 型糖尿病の 2 例」、日本内分泌学会雑誌、2022; Vol:98 (2),
pgs:621。

本報告は完全な公表文献の受領に基づく追加報告である;本症例は文
献で特定された追加情報を含むために更新された。

更新情報:文献情報追加、併用薬「インスリン」追加。

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