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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (29 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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報告医師は、事象と BNT162b2 の因果関係は関連ありと評価した。

On2022/10/18、事象の経過は、以下の通りであった:

2021/07/06、患者は未記載の事象を経験した。

2021/12/03、事象の転帰は死亡であった。

報告者は、事象は BNT162B2 と関連ありと評価した。

事象の経過は、以下の通りであった:

2021/07/06 の血液検査は、A型肝炎、B型肝炎、C型肝炎、E型肝
炎の各種検査は陰性であった。自己抗体(抗核抗体、抗ミトコンドリ
ア抗体、M2 抗体、ANCA、抗平滑筋抗体)も陰性であった。

その他原因となる薬剤の内服もなかった。

薬物性肝障害として経過観察を行い軽快したが、2021/09 下旬から肝
機能再増悪し、2021/10/13 肝生検を行った。

急性肝障害型の自己免疫性肝炎様の像が得られた。

2021/10/29 から、プレドニン 60mg/日で治療を開始した。

その後、肝機能の改善を認めたが、2021/11/11 に発熱し、菌血症、
意識障害を発症しそれと同時に肝機能が再増悪した。多臓器不全で亡
くなられた(死亡日は 2021/12/03 であった)。

報告医師は、事象を重篤(死亡、入院)と分類した。

患者は、多臓器機能不全症候群、発熱、菌血症、意識変容状態のため
入院した(入院日:2021/10/28、退院日:2021/12/03、入院期間:36
日);肝障害、黄疸のため入院した(入院日:2021/07/07、退院日:
2021/07/20、入院期間:13 日)。(3回目の入院であり、
2021/12/03 に死亡退院した)。

他の疾患等、事象を引き起こすと考えられる他の要因はなかった。

報告医師は、以下の通りにコメントした:

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