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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (730 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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コミナティ(2 回目、単回量、ロット番号:FF9944、有効期限:
2021/11/30)、投与日付:2021/09/09、COVID−19免疫のた
め。

以下の情報は報告された:

発現日 2022/04 の労作性呼吸困難(非重篤)、転帰「軽快」;

発現日 2022/04 の間質性肺疾患(医学的に重要)、転帰「軽快」、
「両下葉の間質性肺炎」と記載;

発現日 2022/04 の抗合成酵素症候群(非重篤)、転帰「軽快」、「抗
ARS 抗体症候群」と記載した。

患者は、以下の検査と手順を実施した:

血液検査:(2022/04)抗 ARS 抗体陽性;

CT:(2022/04)両下葉の間質性肺炎;

定期的な検査: (2020) 胸部異常陰影を指摘された。

治療的な処置は、間質性肺疾患、抗合成酵素症候群、労作性呼吸困難
の結果としてとられた。

臨床経過:

患者は、47 歳 1 ヵ月の男性であった。

他要因(他の疾患など)の可能性はなかった。

2020/04 の定期健診で胸部異常陰影を指摘された。患者は報告病院に
紹介された。COVID−19ワクチン接種後の労作持呼吸困難と自
覚していた。CT で両下葉の間質性肺炎、採血で抗 ARS 抗体陽性とな
り、抗 ARS 抗体症候群と診断した。ステロイドとタクロリムスによる
免疫抑制で、状態は安定していた。

報告医師は、事象を非重篤と考え、事象が BNT162b2 に関連があった
と考える。

2022/10/04、事象の転帰は軽快であった。

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