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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (769 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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2021/09/13、1 回目のワクチン接種。

2021/09/20 頃から、右大腿に暗赤色の紅斑が出現。次第に下腿にま
で広がった。

2021/10/04、2 回目のワクチン接種。

2021/10/18、右大腿は増悪し、左大腿にも拡大してきていることに気
づいた。

2021/11/14、両ふくらはぎの浮腫が出現した。

2021/12、患者は前医を受診した。

2022/01/12、患者は新型コロナウイルスワクチンの副反応疑いにて報
告病院に紹介された。初診時には、両大腿内側に暗赤色の紅斑〜紫斑
を認め、両手の腫脹を認めた。皮膚科で血管炎等を疑って生検したと
ころ、強皮症が疑われた。

2022/02/07 から、患者は精査加療目的にて入院した。

2022/02/22 から、プレドニン(35 mg /日)による治療が開始され
た。以後漸減し、症状は軽減傾向であった。

報告者は、事象を重篤(2022/02/07 から 2022/03/05 まで入院)と
し、事象と bnt162b2 との因果関係は関連ありと評価した。他の要因
(他の疾患など)の可能性はなかった。

報告者の意見は以下のとおり:

ワクチン接種後の症状出現で、病状と経過から、報告者は副反応の可
能性が高いと考えた。

これ以上の再調査は不可能であり、情報は不要である。

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