資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (535 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html |
出典情報 | 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》 |
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事象と BNT162b2 との因果関係は関連ありと評価した。
事象について、他要因(他の疾患等)の可能性はなかった。
2022/10/31 の追加情報において、報告医師は肝機能障害を重篤
(2022/08/16 から 2022/09/07 まで入院)と分類し、BNT162B2 との
因果関係は関連ありと評価した。
2022/08/10、ワクチン接種した。
同日夜より、倦怠感と食欲不振が出現した。
8 月 15 日より、黄疸、灰白色便が出現したため、16 日、近医受診
後、当院を紹介受診した。
血液検査にて高度の肝機能障害を認め、CT 上、急性肝炎を疑う所見
があった。
所見に基づき、患者は緊急入院した。
8 月 17 日、肝生検を実施し、最終的に自己免疫性肝炎と診断した。
8 月 23 日よりプレドニゾロン 30mg 内服で治療を開始したところ、
徐々に肝・胆道系酵素は低下したため、プレドニゾロンを漸減した。
9 月 7 日より 20mg に漸減し、同日退院となった。
退院後も、プレドニゾロンを漸減し、現在 15mg を内服している。
血液検査上、肝・胆道系酵素はほぼ正常化した。
COVID ワクチン接種前の 4 週間以内に接種されたワクチンはなかっ
た。
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