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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (836 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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臨床検査と処置は以下のとおり:

抗体検査:高力価、注記:2350 index;胸部コンピュータ断層撮影:
スリガラス状陰影、硬化を認めた、注記:右肺野下部領域(治療前);
病変の改善、注記:(治療後);組織学的検査:境界部皮膚炎を示し
た、注記:真皮浅層の空胞化と血管周囲へのリンパ球浸潤;身体的診
察:ヘリオトロープ疹、頬部皮疹、V ネックサインを示した、注記:
筋力低下と息切れを伴わない逆ゴットロン徴候;SARS−CoV−
2検査:陰性;血清フェリチン:254.9ng/ml、注記:上昇。

皮膚筋炎、間質性肺疾患の結果として治療処置がとられた。

臨床経過:

徐々に悪化する多発性関節痛と指の紅斑,1 ヶ月間の顔面紅斑の病歴
があり,いずれも 9 月上旬の BNT162b2 ワクチンの初回接種から 8 週
間後に発症した。1 回目の接種から 3 週間後に 2 回目の BNT162b2 ワ
クチンを接種した。ILD を伴う抗 MDA5 抗体陽性 CADM と診断された。
高用量グルココルチコイド、タクロリムス、シクロホスファミドの静
注により、症状と ILD は劇的に改善した。

修正:本追加報告は、前報での情報を修正する為に提出される:1 回
目投与が追加の投与情報として追加され、関連する病歴-ワクチン接
種歴から削除された。

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