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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (843 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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患者は以下の検査と処置を受けた:

体温:(2022/08/24)摂氏 36.1 度、注釈:ワクチン接種前;

頚部磁気共鳴画像:(2022/09/27)問題なし。

治療的な処置は、尺骨神経麻痺に対してとられた。

臨床経過:

患者は 84 歳と 8 ヵ月(ワクチン接種時の年齢)であった。ワクチン
の予診票(基礎疾患、アレルギー、最近 1 ヵ月以内のワクチン接種や
病気、服用中の薬、過去の副作用歴、発育状況等)での患者の病歴は
心臓病、抗血栓剤を服用していた。

事象の発症日時は 2022/08/24(ワクチン接種日)であった。

事象の症状用語は、末梢神経障害と報告された。

事象の経過は以下の通り:

ワクチン接種日に、左半身の節々の痛み。症状は段々軽快してきて、
最後は左手背に痛みが残った。それが改善したら、左小指が伸展困難
になった。

報告者は事象を重篤(障害につながるおそれ)と分類し、ワクチンと
事象との因果関係を関連ありと評価した。

2022/11/07 の追加報告:

2022/08/24、不明時間(ワクチン接種同日)、患者は、左尺骨神経麻
痺を発現した。

事象は、診療所の受診を必要とした。

報告者は、ワクチンと事象との因果関係を関連ありと評価した。

事象は、経口ステロイド薬剤を含む、新たな薬剤/その他の治療、処
置の開始を必要とした。

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