資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (649 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html |
出典情報 | 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
「頚椎 MRT で T2 high(造影効果なし)を認めており脊髄炎の所見と
して矛盾せず」と記載された;
脊髄炎(障害、医学的に重要)、2022/07/23 発症、転帰「未回
復」;
歩行障害(障害)、2022/07/23 発症、転帰「未回復」、「ワクチン 3
回目を接種したあとに歩行障害が出現、現在車椅子生活になってい
る」と記載された。
患者は以下の臨床検査と処置を受けた:
頚部 MRI:T2 high(造影効果なし)。
臨床情報:
ワクチンの予診票(基礎疾患、アレルギー、最近 1 ヶ月以内のワクチ
ン接種や病気、服薬中の薬、過去の副作用歴、発育状況)に関して考
慮される点はなかった。
ワクチン 3 回目接種したあとに歩行障害が出現、現在車椅子生活にな
っている。頸部MRIで T2 high(造影効果なし)を認めており脊髄
炎の所見として矛盾せず。現在外来経過観察中である。
報告医師は事象を重篤(障害)と分類し、事象と bnt162b2 間の因果
関係を評価不能と評価した。
患者は胃 GIST に対して外科で経過観察中。胃全摘出後のビタミン
B12 欠乏による影響は考えられるが、明らかにワクチン 3 回目を接種
したあとに歩行困難で発症しており、3 回目のワクチン接種との因果
関係が疑われる。
BNT162b2 のバッチ/ロット番号に関する情報は要請されており、受領
次第提出される。
649