資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (469 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html |
出典情報 | 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》 |
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当クリニックで初回となる新型コロナウイルスワクチン接種の 4 回目
を受けた翌日に、四肢、体幹にそう痒感を伴った蕁麻疹が出現した。
翌々日に、皮膚科でデサレックス、マイザー軟膏の治療を受けたが、
不十分であり、同日夕方、当クリニックを受診した。
2022/09/07、強力ミノファーゲン C 静注(報告通り)とベタセレミン
投与による治療で、じんましんの転帰は回復であった。
中毒性皮疹、蕁麻疹に対して治療措置が取られた。
2022/08/30、事象、中毒疹の転帰は軽快であった。
報告医師は、本事象を非重篤と分類し、事象は BNT162b2 に関連あり
と評価した。
他要因(他の疾患等)の可能性はなかった。
報告医師は以下のようにコメントした:
症状は典型的な薬疹であった。
追加情報(2022/09/13):再調査は完了した。これ以上の追加情報は
期待できない。
追加情報(2022/10/04):本報告は、連絡可能な同医師からの追加自
発報告(追加調査の回答)である。新情報は原資料に記載されたもの
である。
更新情報:接種経路は筋肉内、解剖学的部位は左三角筋であった;併
用薬(カンデサルタン、ベンズブロマロン、アトルバスタチン、エブ
ランチル、オメプラゾール)を追加;関連する病歴(高血圧、高尿酸
血症、高脂血症、GERD)を追加;じんましんの転帰を回復に更新し
た。
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