資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (797 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html |
出典情報 | 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》 |
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患者の臨床経過では、遷延性 B 細胞低下と適応性体液性免疫障害によ
る、長期にわたる SARS-CoV-2 感染について懸念された。
よって、SARS-CoV-2 感染の再発を防止するため、SARSCoV-2 に対する
中和抗体治療の開始が決定された。
42 日目に、抗体カクテル(REGEN-COV 1,200mg(カシリビマブとイム
デビマブそれぞれ 600mg)が投与され、患者の全身状態はその後著し
く改善した。
49 日目に、患者は病院から退院した。
退院 31 日後、患者は外来クリニックを受診した。
患者は何も症状はなく、プレドニゾロン 20mg/日による維持療法を受
け、尿検査でネフローゼ症候群の完全緩解を示した。
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