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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (1306 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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2022/10/25 18:42 発現、浮動性めまい(医学的に重要)、転帰「軽快」;

2022/10/25 18:42 発現、傾眠(医学的に重要)、転帰「軽快」、「やや傾眠」と記述
された。

事象「低酸素血症」、「やや傾眠」、「起立困難」、「めまい」、「会話困難」およ
び「SpO2: 48 %/ 80%台へ低下」は、緊急治療室への来院を必要とした。

患者は、以下の検査と処置を受けた:

Blood pressure measurement:(2022/10/25)126/89;Body temperature:
(2022/10/25)摂氏 36.2 度、注記:ワクチン接種前;(2022/10/25)摂氏 36.5 度、
注記:ワクチン接種後;Coma scale:(2022/10/25)1 桁;Heart rate:
(2022/10/25)86;Oxygen saturation:(2022/10/25)48%;(2022/10/25)91〜
93;(2022/10/25)80 台。

低酸素症、傾眠、起立障害、浮動性めまい、会話障害、酸素飽和度低下の結果として
治療処置が行われた。

臨床経過:

患者は 51 歳 1 ヵ月(ワクチン接種時年齢)であった。

事象の発現日時は 2022/10/25 18:42(ワクチン接種の同日)であった。

事象症状用語は、低酸素血症として報告された。

事象の経過は以下の通り:

18:42、ワクチン接種後経過観察中、患者はめまいを訴え、起立困難であった。車イス
にて救護室ベッドに移動した。

BP:126/89、HR:86、SpO2:48%、BT:摂氏 36.5 度。ジャパン・ コーマ・ スケール
(JCS)のスコアは 1 桁で、やや傾眠が認められた。会話困難であった。

O2 10l マスク投与が開始された。SpO2 は 91〜93%であった。

18:49、患者は少し楽になったとのことで、症状改善傾向となったが、O2 10l を投与し
ても、少し会話すると 80%台への低下が認められた。酸素需要が認められたため救急搬

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